日本鋳造株式会社
NCベースP

「NCベースP」とは

角形・円形鋼管柱用露出型弾性固定柱脚工法

鉄骨造およびCFT構造にお使いいただけます。

下ナット方式

  • ベースプレートの上下にナットを配置した業界唯一の下ナット方式です。
  • ベースプレートの下側にナットを装着することで「優れた耐震性」・「高い天井高の確保」・「建築コストの低減」に効果を発揮します。
下ナット方式

認定・評定工法

  • 国土交通大臣認定材料の認定を取得したベースプレートおよびアンカーボルトで構成されています。
  • ベターリビング評定を取得した工法です。

F値385N/mm2の柱材まで対応

  • 高強度の鋼板製ベースプレートの追加によりさらに設計自由度を拡大しました。
  • 鋼板製ベースプレートの鋼材は、JFEスチールの材料認定鋼材(建築構造用550N/mm2 TMCP 鋼材HBL®385B)で、高い品質が保証されています。さらに超音波検査を追加実施し、信頼性を高めております。
  • ベースプレートの外形寸法、アンカーボルトの材質、配置寸法が従来品(EXⅡ)と同じですので回転剛性、曲げ・せん断耐力は同一型式の従来品と同じです。(鋼板製の厚さは従来品(EXⅡ)と異なります)

従来品(EXⅡ)との構造設計上の互換性があります

ベースプレートとアンカーボルトの一体化を実現

ベースプレートとアンカーボルトの空隙にシール材を注入することで、ベースプレートとアンカーボルトが一体化しました。

  • せん断力をアンカーボルトに負担させる場合に、耐力を低減することなく利用できます。
  • 座金の溶接は、必要ありません。
  • ブレース付柱などの大きなせん断力にも対応できます。
ベースプレートとアンカーボルトの空隙にシールを注入することでベースプレートとアンカーボルトの一体化に成功

アンカーボルトのせん断耐力の例

アンカーボルト径(mm) 1本あたりのせん断耐力(kN)
短期 終局
48 415.9 512.1
72 978.8 1152