日本鋳造株式会社
NCベースP

「NCベースP」のメリット

優れた耐震性

「下ナット」が地震エネルギーを吸収

  • 下ナット方式の採用により第一層のDs値0.05割増不要です。
    (ただし、保有水平耐力は必要保有水平耐力の1.1倍以上)
  • 高強度で伸び能力のあるアンカーボルと下ナット方式の組み合わせが紡錘型の復元力特性を生み優れた耐震性を発揮します。
下ナット方式の地震エネルギー吸収機構
柱脚応答履歴例 8階建事務所モデル
  • 上部構造に与える損傷を減らすことができます。
柱脚応答履歴例 8階建事務所モデル

高い耐力・剛性

合理的な形状・構成

  • 高強度の細いアンカーボルトと小さいベースプレートで、十分な曲げ耐力が得られます。
  • アンカーボルトの適正配置により高い耐力・剛性を実現しました。
  • 建物の変形を減らし、建物全体の耐震性能を向上させることができます。

理論に基づく高い信頼性

  • 耐力式、回転剛性式、基礎柱部の設計法は実験だけでなく、理論的に裏付けされています。

ブレース・CFTにも最適

  • 全ての型式がブレース・CFTに適用できます。
    せん断耐力を大幅に確保しました。
    特に圧縮応力が大きくなる場合に適した型式(Bタイプ)も用意しています。
柱脚部応用グラフ・アンカーボルトのせん断耐力の例

優れた耐震性

高強度で伸び能力のあるアンカーボルトと下ナット方式の組合せが紡錘型の復元力特性を生み、優れた耐震性を発揮します。

第一層のDs値は上部構造と同等です。
(ただし、保有水平耐力は必要保有水平耐力の1.1倍以上)

M-θ関係

M−θ関係
M−θ関係

独自サポート

使いやすい設計支援ツール

「NCベースP柱脚検定プログラム」を始め、独自の技術サポートツールをご用意し、合理的な設計を支援します。

NCベースP柱脚検定プログラム

NCベースPの耐力検定およびRC基礎柱型部の耐力のチェックを行い、NCベースPの型式選定をサポートするプログラムです。

各種CADデータ

設計・施工標準図や基礎柱型、地中梁との取り合いの図面などのCADデータを各種データ形式でご用意しています。

RC基礎柱型設計詳細例

基礎柱型の詳細をご用意しています。

経済性

経済設計に貢献

  • 「存在応力設計」の採用により、経済設計を可能にします。
  • 合理的な部材構成・工法です。
  • アンカーボルトの高強度化(700N/mm2)→伸び能力の確保
  • ベースプレートの高強度化・軽量化
  • 下ナット方式によるDs値のメリット→第1層のDs値0.05割増不要(ただし、必要保有水平耐力は1.1倍以上)
  • 軸力導入工程合理化
  • アンカーボルトのオリジナル配置(8本タイプ:コーナーペア)→空間の有効活用・建築コスト削減

建築コスト低減<下ナット方式によるメリット>

  • ベースプレート上ナットがシングルですので床スラブ厚さが薄くなり、基礎深さは浅くできます。これにより、掘削・埋め戻しにかかる費用削減、スラブコンクリート量の削減になるため、全体の建築コストの低減に貢献します。

※アンカーボルト天端からのコンクリートかぶり厚が20㎜以上取れない場合は、戻り止めの処置を講じるものとする。

下ナット方式によるメリット

機能性

空間の有効活用

  • 上ナットがシングル※なので床スラブ厚さが薄くなり、FLが下がるため天井高さの確保に貢献します。

※アンカーボルト天端からのコンクリートかぶり厚が20㎜以上取れない場合は、戻り止めの処置を講じるものとする。

空間の有効活用

ブレース・CFTに最適

  • 全ての型式がブレース・CFTに適用できます。
    せん断耐力を大幅に向上させました。特に圧縮応力が大きくなる場合に適した型式(Bタイプ)も用意しています。

信頼性

理論で裏づけされた設計法

  • 耐力式、回転剛性式、基礎柱部の設計法は実験だけでなく、理論により裏付けされています。

高い施工品質

  • 軸力導入が不要ですので、建方施工が簡単です。また、シース管も不要です。
  • アンカーフレームまで標準品とするパッケージ化とシステム化された施工手順により工期短縮と高い品質を確保しています。